NPO法人ピアたちばなとは?

NPO法人(特定非営利活動法人)「ピアたちばな」は多摩川病院(現ハートフル川崎病院)に

勤務していた職員有志の「長期入院の患者の方々の社会生活復帰と地域での安心した生活を支援しよう」という目的のもとそれに共感した市民とともに任意団体として「たかつ生活ホームをすすめる会」を結成したのが始まりでした。

 

そして2009年にNPO法人となりました。「NPO」とは「Non-Profit Organization」又は「Not-for-Profit Organization」の略称で蓄財・私益を得る目的で利潤を得ようとせず利益活動はあくまで人件費などの団体の運営資金を得るためだけに行なう組織であります。内閣府の定める「特定非営利活動促進法」に従って法人を取得し、認証を得て活動しています。

 

近年、ボランティア活動をはじめとする市民達の社会的貢献度の高さとその重要性に焦点が

当たるようになり、特に1995年の阪神・淡路大震災以降福祉・街づくりなどの分野で寄付等以外に活動財源が無い市民団体の活動を容易にするために、法人格を授けることが考えられました。

 

議員立法によって法的に成立したのが1998年。これにより法人の名の下に団体名義での契約締結や土地の登記などが出来るようになりました。活動拠点となる不動産物件の取得などを比較的容易にし同時に団体に対する社会的な信頼性を高めるという効果を得ることが出来ます。

 

営利企業は、十分な利潤を得るに及ばないと判断し事業として成り立たないと思われているが「必要とする人々がいる」。そのような事業はこの世の中に沢山あるのです。

 

そこで活躍するのが、ボランティア活動をはじめとした民間の非営利活動団体に運営資金を得るための収益活動をすることを許可し法律に基づいて法人格を与えられた「特定非営利活動法人(NPO法人)」です。

 

NPO法人は、医療・福祉・学術・環境保全等「特定非営利活動促進法」に定められるところの20種類の分野に該当する活動であり、不特定かつ多数のものの利益に寄与することを目的としています。

 

近年では街づくり・観光案内・フェスティバルの企画運営など地域振興のための活動の中核を担うことも少なくありません。  

 

 

「ピアたちばな」は、精神的ハンディキャップを有する方々の、退院促進・社会参加と地域生活のお手伝いを事業とする特定非営利活動法人です。

 

・グループホーム

・たかつ生活支援センター にこぱ

・地域相談支援センター いまここ

・バザール なんもん堂

・生活支援ステーション あんど (閉所しました)

 

など、精神的にハンディキャップを持つ皆様の

地域での生活の助けとなることを

お手伝いさせてもらっております。

 

全ての人が、この地域社会で安心して暮らすことが出来る権利を持っています。

性別・国籍・障害の有無…ひとりひとりが自分を取り巻く環境とうまく折り合いをつけながら生活していけることを願い微力ながらお手伝いできることが私達ピアたちばなの役目であります。